耳鼻咽喉科展望
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歯科における閉塞性睡眠時無呼吸症候群
菊池 哲日暮 尚樹宮崎 総一郎
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2007 年 50 巻 4 号 p. 249-255

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抄録

閉塞性睡眠時無呼吸症候群 (OSAS) における歯科の役割は, 主に3つある。1.頭蓋顔面の骨格諺断, 2.口腔内装置によるOSAS治療, 3.頭蓋顔面の骨格の異常予防である。頭蓋顔面の骨格診断をするのに私たちはcephalometrics, CT, MRIを使い, 口腔内装置によってOSAS患者を治療する。利たちはOSAS患者の気道を矯正歯科治療により大きくすることができ, 耳鼻科医は扁桃腺とアデノイトを取り除くことによって患者の気道を開放することができる。患者の気道を開放することによって, 居者の下顎骨を自然に成長することができて, 気道をより大きくすることができる。そのことにより将来患者は閉塞性睡眠時無呼吸症候群となることを予防することができる。

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