東北大学 大学院医工学研究科
東北大学 大学院工学研究科
2019 年 88 巻 11 号 p. 740-743
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
動脈硬化症の早期段階では血管内皮機能に障害が現れる.この段階では病変は可逆的であることから,動脈硬化症の極早期段階での診断法の開発が期待される.この開発を目指し,我々は血圧と血管径変化の計測による血管壁の粘弾性特性の評価を行ってきた.本稿では,血圧と血管径を同位置で同時に計測するために開発した超音波プローブと,そのプローブを用いて計測した橈骨(とうこつ)動脈における血圧と血管径の間のヒステリシス特性について紹介する.
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら