応用物理
Online ISSN : 2188-2290
Print ISSN : 0369-8009
基礎講座
省エネ,高効率化/送電(発電~送電~変電)
熊田 亜紀子
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2021 年 90 巻 10 号 p. 634-638

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抄録

CO2排出量「実質ゼロ」に向けて,世界各国・地域が本格的に動き始めています.このキーとなるのが,再生可能電源の主力電源化です.蓄電装置や水素輸送・貯蔵技術の開発と並行して,これら大規模再生可能エネルギー源から効率的に電力を輸送するシステムの整備,拡張が欠かせません.再生可能電源は直流送電と相性がよいことから,既存の交流グリッドに各所で自励式交直変換装置を介して直流グリッドを接続する“次世代パワーグリッド”が考案されています.交流グリッドの特長,形成された歴史的経緯と,現在開発が進められている直流グリッドの状況について紹介します.

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© 2021 公益社団法人応用物理学会
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