応用物理
Online ISSN : 2188-2290
Print ISSN : 0369-8009
解説
可視光との対比から見る次世代核医学量子イメージングの展望
島添 健次
著者情報
ジャーナル フリー

2025 年 94 巻 3 号 p. 130-136

詳細
抄録

核医学は早期のがんの発見や治療後の評価において非常に強力な臨床診断装置である.一方でその撮像原理は長い間変わっていない.本稿では,急速な進展が見られるeV領域のエネルギーを用いる可視光イメージング技術と比較しながら,MeV領域のエネルギーを用いる核医学イメージングの将来展望について議論する.特に次の3つの論点についてMeV光子を用いたイメージングでの筆者らの取り組みについて紹介する.①マルチカラー,多波長可視化,②量子センシング技術による分子間相互作用可視化,③量子もつれによる核医学画像の高度化.

著者関連情報
© 2025 公益社団法人応用物理学会
前の記事 次の記事
feedback
Top