日本原子力研究所物理部核データセンター
大阪府立放射線中央研究所
福井大学工学部
1982 年 51 巻 3 号 p. 279-285
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10 keV以下の電子の物質透過に関して,放射線生物,固体物理,核融食などの分野における応用面の重要性について述べるとともに,阻止能,平均自由距離,飛程について,最近の理論および実験の成果を紹介する.そして,いくつかの実験的な検証および従来の10 keV以上の電子のこれらの基礎量のデータから,自由電子ガス模型,電子ガス統計模型による一連の計算結果が,系統性に乏しい実験データにかわって,応用上,利用するのに妥当であるということがわかった.
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