理化学研究所プラズマ物理研究室
1982 年 51 巻 3 号 p. 331-338
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弱電離プラズマ応用機器に用いられる媒質としてのプラズマの物性の研究は,機器の発展のためには欠かすことのできない重要な課題である.この小論は,プラズマを構成する荷電粒子,特に電子と原子(分子)との代表的な衝突過程, Boltzmann方程式やスウォームの挙動およびその解析を含む電界中の荷電粒子の運勤,応用機器に利用されている陰極近傍や陽光柱などの放電講造について,そのあとで具体的に開陳される応用機器の展望に対して,序論的に論じたものである.
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