東京農工大学工学部応用物理学科
東海大学工学部動力機械工学科
1983 年 52 巻 5 号 p. 388-396
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燃焼現象は,燃料・空気の流動,相変化,化掌反応,伝熱といった諸現象の高度に複合し,関連しあった工学過程である.これを解明しその物理的,化学的制御を可能にするには,燃焼現象の棄過程にかかわる流動,成分濃度・温度といった諸情報をありのまま,相互関連を乱すことなく入手しなければならない.そのための測定系の具備すべき条件を明らかにし,燃焼場における,主要な測定対象である流動成分濃度・温慶,さらには,燃焼前の粒子,燃焼生成物としての粒子について,レーザーを手段とする測定法と,その現状と見通しを概説する.
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