NTT電気通信研究所厚木研究所
1986 年 55 巻 8 号 p. 764-771
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ジョセフソン素子 (JJ) を用いたA-D変換回路は,その精度が例えばNビットの場合, 1) 比較器の数がN個のみで済み,回路規模が極めて小さい, 2) 変換速度が極めて速い, 3) 容易に高精度が得られる, 4) 消費電力が小さいなど,半導体A-D変換器には無い多くの長所をもつ.本解説はそれらJJ・A-D変換回路の特徴,その半導体A-D変換器との比較,各種構成,動作原理,性能などを紹介したものであり,変換速度が最高20GSPSのJJ・A-D変換回路などについても述べている.
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