北海道大学工学部合成化学工学科
分子科学研究所
1988 年 57 巻 12 号 p. 1842-1855
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物質の形状,粒子の集合状態などにおいて,フラクタル構造をとることがひろく自然界に見出され各方面で興味がもたれている.化学の分野では,分子の集合状態がフラクタル構造と密接に関連していることが予想され研究が始められている.ここではベシクル表面の吸着分子,ラングミュア・ブqジェット膜,光合成アンテナ色素系などの分子組織体に関して,ピコ秒時聞公解蛍表公光法による励起エネルギー移動の実験によって調べられた,フラクタル構造について紹介する.
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