応用物理
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高温超伝導体のルミネッセンス評価
藤原 康文小林 猛
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1989 年 58 巻 1 号 p. 52-58

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抄録

酸化物高温超伝導体では,金属超伝導体とは異なり,適当な外部励起のもとで,特徴的なルミネッセンスが観測されることが,見いだされている.このことは,これまで半導体材料の基礎および応用研究において,数多くの成果をあげてきた,光をプローブとした評価技術を,高温超伝導体研究に適用できることを示唆している.また,これらの研究は,従来の概念にはなかった,超伝導性と発光性を備え持つ,新機能デバイスの開拓に道をつけるものとして期待される.本稿では,これら高温超伝導体からのルミネッセンス評価について,われわれの実験結果を交えながら,最近の研究を展望する.

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© 社団法人 応用物理学会
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