ソニー(株)中央研究所
1991 年 60 巻 2 号 p. 167-170
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
等原子価不純物であるZnSe中の酸素が電気的に活性なアクセプターを誘起することを見い出した.アクセプターとして働くメカニズムは明確にはなっていないが,電気陰性度差やイオン結合性が重要な因子になっていると思われる.酸素ドープZnSeは窒素ドープZnSeに比べ深いレベルの発光センターが少なくアクセプターの平衡格子位置からの変位も小さいことがわかった.酸素ドープZnSeをp層に用いたpn接合を作製し, 77 K~室温の領域で青色の発光を確認した.
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら