東京大学工学部原子力工学科
1992 年 61 巻 7 号 p. 707-710
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放射線計測の技術開発の歴史は,現在,およそ1世紀を迎えた.初期のころに開発された多くの古典的技術が今なお有効に使われている一方,最近の新素材,光利用,微細加工などの先端技術をべ一スにした新しい放射線センシング原理も開発されつつある.そこで,本稿では,最近の国内外の放射線計測に関連する研究トピックスを紹介しながら,新センサー材料,高分解能計測,インテリジェントシステムの三つのキーワードをもとに,次世代放射線計測システムについて展望する.
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