東京工業大学工学部電気電子工学科
1993 年 62 巻 2 号 p. 127-133
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固体内電子の波動性を積極的に利用した電子デバイス実現のための条件について議論している.原理的なモデルとして干渉計をとりあげ,電子波干渉が生じるための条件を整理し,要求される位相コヒーレンス,許容される電子波源のエネルギー幅を求める.そして,熱平衡に近い電子のコヒーレンスデータ,ざらにバリスティック伝導するホットエレクトロン利用の意義について述べる.また,これまでに提案されている電子波デバイスについて触れる.
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