ソリトンを使った光ファイバー通信-その理論的側面を中心として
1993 年 62 巻 3 号 p. 227-237
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1993 年 62 巻 3 号 p. 227-237
ファイバー中の光ソリトンの高速通信への応用は,最近,エルビウムファイバー光増幅器の出現により,ガイディングセンターソリトンや,ソリトンの自己形成の理論および,波長分割10Gbit/sの11,000kmの伝送実験などの例に見られるように,理論,実験の両面で著しい進展を遂げた.ここでは,光ソリトンの高速通信への応用の試みの20年間にわたる歴史を,最近の結果に重点を置き紹介する.
