明治大学理工学部物理学科
東京理科大学薬学部
1993 年 62 巻 4 号 p. 377-385
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最近,筋肉の収縮機構について,Huxleyらの首振り説では説明困難な実験データが幾つか発表され,新しい理論が必要とされている.その事情を説明し,最近提案した理論の概要を述べる.まず筋肉の構造と機能を概観し,筋収縮に関連した主要な実験データを紹介する.ついで首振り説と新しい理論の分岐点を明らかにし,新しい理論の前提について述べ,それが種々の実験事実を定量的によく説明することを示す.
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