超電導工学研究所
1993 年 62 巻 5 号 p. 459-462
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Y系高温超伝導単結晶の作製は,デバイス化の研究に必要である,大型の良質単結晶育成法であるフラックス引き上げ法を,Y123系に適用することにより,cmクラスの結晶を比較的再現よく育成できるようになってきている.結晶性も比較的よく,超伝導性も確認されている.大型化のためには,炉の構造,温度条件,溶液の流動などを最適化する必要がある.るつぼによる融液の保持方法が改良されれば,フラックス引き上げ法によるY系単結晶育成は,大きく進展すると考えられる.
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