応用物理
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希土類添加ガラスの発光と共鳴エネルギー移動
鎌田 憲彦早川 知克山田 興治
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1996 年 65 巻 1 号 p. 70-73

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抄録

高効率の可視発光を示す希土類イオンを添加したガラスは,整形性・経済性に富んだ表示材料,赤外一可視変換などの機能性材料として有望である. Tb3+からの5D37FJ (青色)および5D47FJ (緑色)発光は,イオン間の共鳴エネルギー移動過程により強いTb3+濃度依存性を示す.励起された電子のエネルギー緩和過程を定量的に理解するため,可視域の各発光線の時分解フォトルミネッセンスを5D3または5D4準位の選択励起の下に調べた.従来より高いTb3+濃度領域まで有効な非線形解析モデルを基盤として,共鳴エネルギー移動率,関連準位の分布関数のTb3+濃度依存性が実験値から定められた.

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© 社団法人 応用物理学会
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