東京農工大学工学部生命工学科
1997 年 66 巻 10 号 p. 1098-1101
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生体高分子の立体構造は分子間相互作用によって安定化され,さらにその生体高分子の持つ特異的な機能は立体構造の動きに起因している.私達は,物理化学的手法による膜タンパク質立体構造予測を通じて生体高分子のもつ立体構造と機能の関係を調べている.ここでは,生体高分子内で働く分子間相互作用を基とした膜タンパク質立体構造予測およびその手法である連続体理論について述べ,生体高分子における立体構造安定性や機能に重要な物理化学的要因について議論する.
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