神戸芸術工科大学芸術工学部
1997 年 66 巻 12 号 p. 1330-1334
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真珠,蝶・蛾の鱗粉および魚の鱗などの構造に基づく干渉色の原因について明らかにするため,生体の微細な構造を走査電子顕微鏡を用いて観察した.主に多層膜と格子構造および両者のハイブリッド構造を得た.真珠の多層膜構造は0.4μmと光学薄膜の多層膜での膜淳と同程度である.一方,1~3次元回折格子の最小間隔は現段階までの結果ではツマムラサキマダラの鱗粉の場合で,軟X線リソグラフィでの目標レベルと同程度の0.11μmに達する.
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