京都大学工学研究科電子物性工学教室
1997 年 66 巻 2 号 p. 161-165
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原子価不整合系の半導体ヘテロ構造では,バンド不連続量が界面構造によって変化すると考えられる.本研究では,ZnSe/GaAsヘテロ構造において,界面近傍でのGaAs固相組成を人為的に変調することによって,価電子帯不連続量を0.6~1.1eVの範囲で制御でぎることを光電子分光法によって明らかにする.さらに,界面組成の異なるZaSe/GaAsヘテロ接合ダイオードを作製し,その電気的特性が,設計したバンド不連続量に強く依存していることを示す.
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