電子技術総合研究所
1997 年 66 巻 4 号 p. 333-338
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光電子分光による高温超伝導体表面の評価を紹介し,主要な劣化機構が超伝導体中のアルカリ土類元素と吸着分子との表面反応にあることを示す.続いて,エレクトロニクス材料としてもっとも広く研究されているが劣化の問題が深刻に現れるY-123系の薄膜の表面電子構造の再生を取り上げ,活性酸素ビーム処理等によりフェルミ端の室温観測が可能な金属的電子構造が得られることを述べる.また,この超伝導層表面の電子構造制御が素子特性の改善につながることを示す.
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