九州工業大学情報工学部電子情報工学科
1997 年 66 巻 5 号 p. 476-480
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生体によるレーザー散乱現象を利用して,血流分布を可視化する研究について紹介する.レーザーを生体に向けて照射すると,反射散乱光の強度分布は,血球などの移動散乱粒子によって動的スペックル場を形成する.このパターンを結像面においてイメージセンサーで検出し,各画素における模様の時間変化を定量化し,マップ状に表示することで,生体表面の血流分布を画像化できる.このシステムの開発の経緯と臨床応用例,今後の展開などについて報告する.
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