応用物理
Online ISSN : 2188-2290
Print ISSN : 0369-8009
光を使った表面・界面の観測
反射率差分光の物理
村山 美佐緒中山 隆史
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2000 年 69 巻 10 号 p. 1210-1214

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抄録

反射率差分光法は,表面・界面における詳細な原子構造・電子の様子・これらの時間変化を,その場で敏感に観測することのできる光学実験方法である.光学応答スペクトルについてわれわれが開発した計算方法と理論を解説するとともに, GaAs表面およびSi酸化膜界面のスペクトルを例示し,反射率差分光法の有効性とそこにある物理について紹介する.

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© 社団法人 応用物理学会
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