青山学院大学理工学部電気電子工学科
2000 年 69 巻 12 号 p. 1445-1449
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多層化薄膜デバイスの一種であるCIGS薄膜太陽電池の高性能化のためには,各層や界面を含めた総合的な研究が必要である.このうちCIGS光吸収層の高品質化とその表面改質は接合特性の向上に重要であり,バツファ層,および透明導電膜の改善はおのおの短波長および長波長領域の量子効率向上に効果的であると予測される.本稿は,これらの要素技術開発について,最近,筆者らが行った試みを紹介し,ガラス基板上の多結晶薄膜デバイスでありながら多結晶シリコン太陽電池並みの変換効率が実現できることを示す.
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