2001 年 70 巻 11 号 p. 1281-1286
光電気信号変換を伴うことなく直接光領域で信号処理する光信号処理技術は,光通信端局装置の小型化,経済化,低消費電力化などの可能性があり,将来の超高速全光通橿ネットワークを実現するためには不可欠な技術と考えられる.本解説では,光信号処理技術として電界吸収型変調器 (Electroab-sorption Modulator) を用いた波長変換器および光デジタル再生装置を取り上げ,墓本動作,システム特性評価結果を紹介ずる.このような光僑号処理技術の進展により,超高速全光通'Qネットワークが近い将来,実現可能となることが期待される.