横幹連合コンファレンス予稿集
第3回横幹連合コンファレンス
セッションID: 1N1-3
会議情報

ハイブリット生産ためのERP大学院授業システムの開発
*孫 晶
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

消費者ニーズの多様化やグローバル競争の激化などの市場環境変化により企業に求められる管理の質は非常に高くなっており,企業活動の基幹となる業務領域がすべてカバーできる情報管理ためのERPシステムの導入が益々重要になっている。しかし,ERPシステムへのニーズが高まる一方で,大学教育ではERPシステムが活用できる人材の育成が遅れている。このような状況を受け,青山学院大学総合研究所eラーニング人材育成研究センター(以下eLPCO)では「事業創造戦略研究部会」の研究の一環として「事業創造戦略」のカリキュラム体系の見直しを進め,2007年NTTデータシステムズ社(以下NTTDS),日本オラクル社との共同研究により,「ERPシステムの導入プロジェクトマネジメント授業を開発するSCAWプロジェクト」を立ち上げた。このSCAWプロジェクトは青山学院大学の他に成蹊大学,電気通信大学,東海大学,武蔵工業大学の方々によって構成され,2008年後期に青山学院大学社会情報学研究科ヒューマンイノベーションコースで開講される大学院の正規授業(科目担当:玉木欽也)で,ERPを導入した実践的な生産管理教育を行うことを目指し,授業設計,実施及び評価を行っている。本研究では,開発したハイブリット生産ためのERP大学院授業システムについて報告をする。

著者関連情報
© 2009 (NPO)横断型基幹科学技術研究団体連合(横幹連合)
前の記事 次の記事
feedback
Top