中央知的財産研究所は、それまでの法学・実務分野での研究部会に加え、2018年度より「知的財産と経済=知的財産競争とイノベーション=」研究部会を発足させ、経済学者・法学者・実務家(弁護士、弁理士)をメンバーとして、最初の成果を2020年に『別冊パテント』第24号に公表した。
それに引き続き、第2期の成果として公表させていただくのが本号である。タイトルにあるように、今期はインフラ産業を対象とした。そこで、この序論ではインフラ産業とは何か、どのような特性を持つ産業か、そして知財政策、知財戦略としてどのような問題が重要になるか、などを概説した後、各論文を概観する。