日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2004年年会講演予稿集
セッションID: 1G32
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アルミナ鋳込み成形体の粒子配向構造が不均一収縮に及ぼす影響
*渡辺 信也田中 諭内田 希植松 敬三
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抄録
鋳込み成形は大型で複雑形状の構造用セラミックスの成形法として適している。鋳込み成形の問題点は、乾燥および焼結時に割れや変形が生ずることである。この原因として、従来密度分布が考えられてきた。近年、発表者らは偏光顕微鏡を用いた新規観察法を開発し、粒子が特定の方向に配列する配向構造も、不均一収縮の原因の一つになることを報告した。そこで本研究では、成形体内の粒子配向構造の詳細な評価および粒子配向構造が収縮挙動に与える影響について検討した。
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©  日本セラミックス協会 2004
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