日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2009年年会講演予稿集
セッションID: 2P079
会議情報

無機ナノチューブ(イモゴライト)の生体親和性の評価
*加藤 且也斎藤 隆雄犬飼 恵一鈴木 正哉李 誠鎬春日 敏宏
著者情報
キーワード: イモゴライト, 細胞, 毒性
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
ナノサイズのチューブ状アルミニウムケイ酸塩であ るイモゴライト(外径約2.5 nm、内径約1 nm、長さ数+nm~数 µm)は、火山灰土壌中に風化生成物として存在する。また近年、 イモゴライトの有する高比表面積・吸着機能・イオン交換など の特性を利用した、ヒートポンプ熱交換体・結露防止剤・自立 的調湿材料等への応用が期待されている。しかしイモゴライト の構造が、ナノ~マイクロサイズの針状無機ナノファイバー化 合物であることから、その生体安全について検討する必要があ る。そこで今回、イモゴライト懸濁液及び薄膜を作製し、動物 細胞(骨芽細胞様細胞株MC3T3-E1)培養中に添加させること により、増殖及び毒性についての評価を行った。
著者関連情報
©  日本セラミックス協会 2009
前の記事 次の記事
feedback
Top