香川県立高松高等学校
1977 年 25 巻 3 号 p. 117-120
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盲人が電子式卓上計算機を利用することができるようなアダプターを開発した.その原理は,デジタルICを用いて電卓の7セグメント数字表示を点字に変換し,点字の凹凸を音の高低で表現し順次ケタを追って読み上げることである.電卓の表示部から信号を取り出すので,電卓の内部機能の複雑な関数電卓でも単純な機能の電卓同様に利用することができる.これを用いることにより,盲人を,多ケタ計算や数表検索の大きな労力から解放することができ,盲人の物理教育の充実にある程度貢献することができるものと思う.
日本物理教育学会誌
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