恵泉女学園高校
上智大学理工学部物理学科笠研究室
1984 年 32 巻 3 号 p. 174-178
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
熱の仕事当量を求める「ジュールの実験」の装置を縮少して製作した.できるだけジュールの装置に近い構造にし,高校の教室で演示実験ができるように大きさ,工作方法,経費,測定器具等について配慮した.おもりの等速の動き,攪拌されることによる水温の上昇等を実際に観察することは「仕事の熱エネルギーヘの変換」を理解するための一助になると考えられる.現段階で,この装置による実験からは有効数字は2桁であるがJの真値に近いQ/Wの値が求められる.
日本物理教育学会誌
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら