物理教育
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量の対数の解釈と表記
小林 幸夫
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キーワード: 量計算, 数計算, 組立単位, 対数
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2000 年 48 巻 6 号 p. 492-495

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抄録

量計算の基本は,量=数×単位という関係である。しかし,数学で定義した対数は,真数が数なので,量の対数との整合性が問題になる。数の乗除を模倣して組立単位を考えたのと同じように,形式的に量の対数を考えることができる。真数を量にしても,数の部分の対数を考えればいいからである。他方,対数関数の展開項の次元にも誤解が生じているという実態を指摘する。これらを踏まえたうえで,log量とlog(量/単位)のどちらかの表記を適宜使い分けるという方式を提案する。

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© 2000 日本物理教育学会
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