キヤノン(株)光学技術統括開発センター
キヤノン(株)ナノ材料・分析技術開発センター
2011 年 74 巻 6 号 p. 302-307
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
キヤノンはサブ波長構造を用いた高性能反射防止膜“SWC”を開発し,2008年12月,同膜を搭載したカメラ用交換レンズEF24mm F1.4L II USMを発売した.サブ波長構造体はアルミナ微結晶膜からなり,ゾル-ゲルプロセスによって形成されるため大面積・曲面への形成も容易である.さらに,レンズとアルミナ微結晶膜との間に中間の屈折率を有する薄膜層を挿入することで,様々な屈折率のレンズに対して優れた反射防止性能を実現可能である.
日本写真学会会誌
Bulletin of The Society of Scientific Photography of Japan
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら