順天堂医学
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症例報告
順天堂医院における初の脳死肝移植の経験
須郷 広之川崎 誠治石崎 陽一今村 宏吉本 次郎藤原 典子森岡 研介北里 憲司郎徳川 友彦中山 昇杉山 祐之伊能 壮大森 聡佐藤 剛中山 祥未伊古田 正憲市田 洋文内藤 滋俊熊谷 久美子
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2011 年 57 巻 5 号 p. 525-529

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抄録

2010年7月の臓器移植法の改正に併せ, 全国13施設であった脳死肝移植実施施設に, 順天堂医院を含め新たに8施設が追加認定された. 当院初で全国私立大学病院でも初となる脳死肝移植術を経験した. 症例は53歳男性. 劇症肝炎の診断で登録後, 脳死臓器提供があり全肝移植を実施した. 術後, 深在性真菌症の合併を認めたが, 抗真菌剤の多剤併用投与で軽快した. 今回, 脳死肝移植の実施にあたり病院の理解と協力のもと, 円滑に実施することが可能であった.

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© 2011 順天堂医学会
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