人工知能学会全国大会論文集
Online ISSN : 2758-7347
第27回 (2013)
セッションID: 1B5-2
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算数・数学の課題の意味を獲得する機械と帰納的関数について
*岩間 憲三
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抄録

算数・数学の課題,特に文章題の解き方を獲得し,それを応用する機械を試作している.解き方を応用するというのは,入力の値に依存する規則を見出し,それを使うようになることであるが,それは,計算を始めた後に,入力と出力の間に新たな対応関係を作るという意味で,あらかじめ定めた関数でない関数を作り実行することになる.従って,チューリングマシンが計算するクラスは,帰納的関数を超えているのではないかと議論する.

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© 2013 一般社団法人 人工知能学会
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