人工知能学会全国大会論文集
Online ISSN : 2758-7347
第29回 (2015)
セッションID: 2F4-OS-01a-3
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依存型意味論による日本語のテンス・アスペクトの分析に向けて
*宇津木 舞香戸次 大介
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抄録

自然言語の意味の理解において、テンス・アスペクトの分析は不可欠である。本研究では、依存型理論に基づく自然言語の証明論的意味論のひとつである依存型意味論(DTS)に時間的概念を導入し、日本語のテンス・アスペクトの分析を行った。特に、過去の助動詞[タ]や非過去の[ル]、進行/結果残存の[テイル]、時間副詞など、テンス・アスペクトに関わる様々な表現に意味表示を与え、意味合成および含意関係の計算を示す。

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© 2015 一般社団法人 人工知能学会
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