人工知能学会全国大会論文集
第32回 (2018)
セッションID: 2G1-02
会議情報

実環境と没入型VR環境における日常生活行動の差異の評価
*水地 良明稲邑 哲也
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

ロボットの知能獲得において,身体的・社会的な対話経験を観測,蓄積する重要性が高まっている.近年,ヘッドマウントディスプレイ(HMD)やハンドトラッキングが可能なコントローラなどのVRデバイスの発展により,VR環境における被験者の実演を通して日常生活行動を低コストで容易に観測,蓄積することが可能となっている.しかしながら,VR環境で行動する際に被験者が得る感覚フィードバックは,実環境と比べて差異があるため,両環境における人間の挙動の不整合が懸念される.没入型VRを活用して人間の挙動を観測したデータに基づいて実環境での人間支援システムを構築するためには,両環境における人間の挙動の差異を明らかにすることが重要である.特に影響が懸念される要因の一つはHMDによる視野の制約であるが,VR環境での日常生活行動における空間認知や物体操作への影響は従来研究で明らかになっていない.本研究では,単純な物体操作タスクにおける達成時間の比較により,実環境と没入型VR環境における視野の制約が日常生活行動へ与える影響について検証する.

著者関連情報
© 2018 一般社団法人 人工知能学会
前の記事 次の記事
feedback
Top