プロジェクトマネジメント研究報告
Online ISSN : 2436-2123
Print ISSN : 2436-2115
研究報告
「起承転結」型PM個人モデルのPM業務への適用に関する研究
堀尾 洋人
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2024 年 4 巻 1 号 p. 76-79

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抄録

変化の時代に適応するPMのコンピテンシーとして「起承転結」型人材モデルから派生させた「起承転結」型個人モデルをPMI日本支部発行のプロジェクトマネジメント研究報告Vol.3で示した [1].その後,「起承転結」型個人モデルをさらに探求すべく議論を行ってきたが,「起承転結」型人材モデルと「起承転結」型個人モデルを混同する議論が多いことに悩まされた.そこで,それぞれのモデルの特徴(組織・個人)を議論の際でもよりイメージできるように,一般用語であるマクロ・ミクロの表現をモデルに関連付けた.また,「起承転結」型個人モデルの議論をよりPM業務にフォーカスすることを示すために,モデルの名称を「起承転結」型PM個人モデルに改名した.本研究では,より明確化された「起承転結」型PM個人モデルについて,PM業務への適用に関する考察を行った.

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© 2024 一般社団法人PMI日本支部
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