海岸工学論文集
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初期風波の発達特性に関する再検討
温度成層の効果と摩擦速度の評価
加藤 始信岡 尚道布目 彰一
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2002 年 49 巻 p. 191-195

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抄録
Voorripsら (1995) が計算した温度成層が成分波の発達率βに及ぼす影響は著者らの実験結果とは正反対である. これは風の摩擦速度u*が温度成層により変わる効果が入ってないためである. 風速U10を与えてβを計算すると結果は一変することを抵抗係数CDの計算結果等から議論する. 規則波の上に風を吹かせると生じる共存波では, 風波成分のパワーEwとu*とがよい相関をもつ. 本論文では風波の実験結果を追加し, u*と水面粗度zoの関係を通して風波と共存波の共通点を探ると共に, 共存波でのu*とEwの関係を満足する風波はフェッチグラフによく合うことから, この関係が「初期風波が十分発達している」という基準を与えるものと推論する.
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