49 巻 (2002) p. 726-730
本研究では, 消波ブロック被覆式傾斜堤を対象に, 数値波動水路 (CADMAS-SURF) を用いて規則波・不規則波解析を行い, 実験値との比較から上部工波力, 越波伝達波への適用性を検討した. 規則波解析によるパラメトリックスタディ結果から, 上部工波力や伝達率などは堤体の慣性力係数および抗力係数により変化し, 消波ブロック空隙率や天端ブロック並び個数による影響は小さいことが確認された. また規則波解析において滑動合成波力に着目した堤体のポーラス値の提案値を示し, 不規則波解析に適用した結果, 実験と解析は良く一致し, その妥当性が確認された.