海岸工学論文集
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繰返し波浪荷重を受ける海洋構造物・地盤系の側方流動変形に関する解析
横浜 勝司三浦 清一川村 志麻呉 哲浩
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2005 年 52 巻 p. 841-845

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抄録

波浪による被害を最小限にするために, 防波構造物や港湾施設の防波性能は常に保持される必要がある. そのためには, 波浪に対する構造物の耐久性だけでなく支持地盤の安定性を検討することが必須となる. 本研究では波浪のような繰返し荷重によって変化する砂のせん断特性を考慮した解析法を提案している. 構造物直下の地盤を対象とした繰返し三軸試験では, 繰返し載荷によって発生した砂のひずみが0.1%未満で砂のせん断剛性率が急減することが示された. 要素試験で見られた砂の剛性低下挙動を考慮した繰返し力を受ける構造物・地盤系の変形解析が進められた. 特に3次元および2次元平面ひずみ条件での解析を行い, 解析の次元の違いが支持地盤の変形評価に及ぼす影響が明示された.

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© 社団法人 土木学会
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