建設マネジメント研究論文集
Online ISSN : 1884-8311
ISSN-L : 1884-8311
公共工事の入札契約制度の変遷と今後のあり方に関する考察
木下 誠也佐藤 直良松本 直也田中 良彰丹野 弘
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2008 年 15 巻 p. 289-300

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抄録

公共工事の入札契約制度は、江戸時代において請負業が成立して入札が行われるようになって以来明治時代を経て現在に至るまで、談合や安値受注を防止するために、修正に修正を重ねる歴史を歩んできた。
本研究では、そういった変遷を考察し整理するとともに、予定価格制度を含む会計法等の法令、等級制 (格付け) を含む企業評価方式その他の現状の問題点を分析する。そのうえで、「公正さを確保しつつ良質なモノを低廉な価格でタイムリーに調達する」という発注者責任の観点から、会計法令や企業評価方式の見直しの方向性を論じるとともに、当面の対策として地域ブロック単位の発注者共通の企業評価体制の確立について提案する。

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