建設マネジメント研究論文集
Online ISSN : 1884-8311
ISSN-L : 1884-8311
異なる生産関数による社会資本ストックと民間資本ストックの限界生産性評価に関する研究
小山 健高瀬 達夫伊藤 仁
著者情報
ジャーナル フリー

2008 年 15 巻 p. 397-404

詳細
抄録

社会厚生にとって公共財の最適供給量について議論することは必要であり, 限られた条件が満たされる場合にはその最適量が理論的には求められることは既知である. しかしながら現実の社会はその条件を満たすことはなく従って公共財は過少供給になりやすい. 市場の失敗といわれるもののうちの一つである. 公共財のほとんどは公共事業を通して供給されると考えて良い.
公共事業による公共投資の結果は社会資本としてストックされ, 民間部門の生産性向上や生活環境の向上に寄与している. このように社会資本は社会厚生に必要と考えられるが現在わが国ではその投資について疑問が呈されている. 国の負債が原因となった, 限られた投資額に効率性が求められるからと考えられる. 本研究では社会化資本ストックの限界生産性を計測することで, もう一単位の公共事業の必要性を計測することにした.

著者関連情報
© 社団法人 土木学会
前の記事 次の記事
feedback
Top