建設マネジメント研究論文集
Online ISSN : 1884-8311
ISSN-L : 1884-8311
公共事業に関するValue Engineering提案制度の調査研究
盛武 建二
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2002 年 9 巻 p. 123-139

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抄録

第2次大戦後米国で考案されたVEに日本の建設業が関心を寄せはじめたのは、第一次石油危機不況後の総需要抑制などが始まった1960年代に入ってからである。当時は、民間工事における工事原価のコストダウンの手法に用いられた。近年、発注者である国、地方公共団体において、公共工事の領域におけるコスト縮減のための方策の1っとして、VEを導入する動きが生じている。また、会計検査院においては、公共工事の効率的執行という観点から、公共工事コスト縮減と品質の向上に資することを目的として、検査を行っている。
本研究では、VEの概念、国に先行してVEを導入した地方公共団体、民間企業におけるVEの実施状況、国が導入しているVE提案制度の特徴、実施事例、公共事業検査における指摘事例の分析、今後の課題について検討した。

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