建設マネジメント研究論文集
Online ISSN : 1884-8311
ISSN-L : 1884-8311
建設分野における技術評価手法の提案
加藤 佳孝田中 芳光西野 仁島崎 敏一
著者情報
ジャーナル フリー

2002 年 9 巻 p. 51-56

詳細
抄録

公共事業の品質確保およびコスト縮減を達成する手段の一つとして, 優れた技術を積極的に活用することが考えられる。しかし, 公共事業では成果物が期待した性能を発揮できないときの社会に対するインパクトが大きくなる可能性があり, 技術のレベルを客観的に評価し, 複数の技術の中から要求条件を満足する技術を選定することが可能となる技術評価手法の確立が必要不可欠である。本稿では, 技術が評価される場面や対象となる技術が異なる場合においても, 共通に使用することができる評価項目体系を提案した。評価項目体系は, 大きく成果および適用条件の2つに区分でき, それぞれ, 目的物のレベル・派生物のレベル, 自然条件・現場条件・マネジメント特性によって構成することが可能であることを示した。さらに, 現在, 運用されている公共工事における技術活用システムへの適用, および, 技術情報データベースの改善の方向性に関する提案を行った。

著者関連情報
© 社団法人 土木学会
前の記事 次の記事
feedback
Top