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環境システム研究論文集
Vol. 29 (2001) P 37-45

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http://doi.org/10.2208/proer.29.37


水環境改善対策の実施に際してはCO2などの環境負荷が増加する可能性がある. 本論文では, CVMやLCAなどの手法を組み合わせ環境改善対策にともなう地域環境および地球環境への影響の費用・便益換算による統合的評価を目的とし, ケーススタディとして長野県・諏訪湖における下水道整備および底泥浚渫について評価を試みた.まず, 諏訪湖集水域においてCVMを適用したアンケート調査を行い対策による諏訪湖の水環境改善便益を解析した結果, 年間7.3億円となった. 一方, 対策についてLCインベントリー分析を行い追加的CO2排出による地球温暖化の損害費用を算出した結果, 年間100万~2, 300万円となった. これらの結果から, 評価対象の対策は統合的にみて環境改善効果が大きいことが示された.

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