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環境システム研究論文集
Vol. 32 (2004) P 319-326

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http://doi.org/10.2208/proer.32.319


人工構造物である雨水調整池が都市の自然創出に果たす役割を有しているのかを検証するため、調整池における鳥類の出現と環境要因の関連性を調べた、その結果、渡り鳥も含めた多種の鳥類が観察された、また、内部の植生や水域の存在が鳥類の出現種数に強く影響し、植生は年月の経過により回復していることが示された、これらの結果は、都市域に孤立した雨水調整池においても、内部の環境条件によって鳥類相の生存とさらなる多様性の確保が見込め、都市域外とのつながりをもった広域的な環境として作用することを示している、以上のことから、雨水調整池は人工化した都市空間において、生物の生存と植生等の環境要因を含めた自然の創出に果たす役割を持つと結論した。

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