精密工学会学術講演会講演論文集
2008年度精密工学会春季大会
セッションID: C63
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マイクロ・ナノテクスチャによる表面機能の制御を利用した切削工具の開発(第2報)
テクスチャによる効果の実験条件依存性
*川堰 宣隆杉森 博森本 英樹森田 昇堀 功
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抄録
本研究では,工具表面にマイクロ・ナノメータオーダの微細なテクスチャを作製し,そこで発現する摩擦係数の低下現象を応用することで,優れた加工性を持った切削工具を開発することを目的としている.既報では,テクスチャを作製した工具を用いてアルミニウム合金の旋削加工実験を行ったところ,すくい面での摩擦係数が減少し,切削抵抗が小さくなることを明らかにした.本報では,テクスチャによる効果の各種実験条件依存性について検討した.
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© 2008 公益社団法人 精密工学会
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