精密工学会学術講演会講演論文集
2009年度精密工学会春季大会
セッションID: A38
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唾液中αアミラーゼ量変動を用いたマイクロ無痛針最大許容外径の探索
*井上 毅彦槌谷 和義木村 穣梶原 景正
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抄録
著者らは,痛みが許容される最大外径を有するマイクロ無痛針を設計するためにマウスを用いた痛みの客観的評価手法を提案し,ストレス評価指標の唾液中αアミラーゼ量の変動を血中αアミラーゼ量測定試薬を用いて測定することが有効であることを確認した.本研究では,外径280μm以下の注射針をマウスに穿刺し唾液中αアミラーゼ量より痛みの遷移点の探索を行った結果,最適な外径は100μm以下に存在することを確認した.
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© 2009 公益社団法人 精密工学会
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