精密工学会学術講演会講演論文集
2012年度精密工学会秋季大会
セッションID: M38
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Co-Cr-Mo合金上の表面テクスチャリングが人工関節の生体反応活性に与える影響
*中西 義孝嶋津 賢了伊熊 駿峠 睦日垣 秀彦
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抄録
現在,人工関節の耐用年数は約20年程度と言われている.この耐用年数を決定する原因として軟質側軸受材料の摩耗粉が及ぼす生体反応が挙げられている.この生体反応を抑制するためには摩耗粉の総摩耗量を減少させ,生体反応が起こりにくい摩耗粉サイズ・形態にすることが重要であると考えられる.本報では,硬質側軸受材料にテクスチャリングを施し,この表面と軟質側軸受材料のトライボロジ特性との関係を調査した.
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© 2012 公益社団法人 精密工学会
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